守れる家族、守れる財産、守れる想いがあります。
相続の準備はいつから始めればいいのでしょうか
こんにちは。
相続コンサルタントの、ささきしげよしです。
どうぞ気軽に、シゲさんと呼んでください。
このチャンネルでは、
相続で困らないための知識や備え方を、
やさしく、わかりやすくお届けしています。
今日は、
相続の準備は、いつから始めればいいのでしょうか
というお話です。
まず、今日の結論からお伝えします。
相続の準備は、
気づいたときが始めどきです。
「まだ元気だから大丈夫」
「財産がたくさんあるわけではないから大丈夫」
「その時が来てから考えればいい」
そう思われる方も多いと思います。
でも実は、相続は、
何かが起きてから考えるよりも、
元気なうちに少しだけ準備しておくことが、とても大切なんです。
なぜ、元気なうちから準備することが大切なのでしょうか。
理由は大きく3つあります。
ひとつ目は、
ご家族が困らないためです。
ふたつ目は、
家や土地のことは、あとから急に決めるのが難しいためです。
みっつ目は、
ご本人の想いを伝えておけるためです。
相続というと、
どうしてもお金の話、財産の話、
というイメージが強いかもしれません。
もちろん、それも大切です。
でも、相続でご家族が本当に困るのは、
お金の金額だけではありません。
むしろ、よくあるのは、
「どこに何があるのかわからない」
「実家をどうしたらいいかわからない」
「親はどう考えていたのかわからない」
「きょうだいでどう話せばいいかわからない」
こういうことなんです。
たとえば、ご本人は当然わかっているつもりでも、
ご家族は案外わかっていないことがあります。
どこの銀行に口座があるのか。
どんな保険に入っているのか。
家や土地の名義はどうなっているのか。
借入れはあるのか。
実家を将来どうしたいと思っているのか。
こうしたことは、
本人にとっては当たり前でも、
家族にとってはまったく知らないことも多いんです。
そして、いざという時に、
ご家族の口から出てくるのが、
「聞いていなかった」
「知らなかった」
「どうしたらいいかわからない」
という言葉です。
この言葉が出てしまうと、
相続の話し合いは急に難しくなります。
なぜなら、
正解がわからないまま、
残されたご家族だけで判断しなければならないからです。
特に、家や土地がある場合は、
早めの準備がとても大切です。
預貯金であれば、数字で見えやすいです。
でも、家や土地はそう簡単ではありません。
誰が住むのか。
売るのか。
残すのか。
空き家になるのか。
管理は誰がするのか。
固定資産税や修繕はどうするのか。
考えることがたくさんあります。
ここで、具体例をひとつお話しします。
たとえば、親御さんが住んでいた実家があります。
お子さんは二人。
一人は近くに住んでいて、もう一人は遠方に住んでいます。
親御さんが元気なうちは、
実家のことを深く話す機会がありませんでした。
そして相続が始まったあと、
実家をどうするかという話になります。
近くに住んでいるお子さんは、
「思い出もあるし、できれば残したい」
と思っています。
一方、遠方に住んでいるお子さんは、
「誰も住まないなら、管理も大変だし売ったほうがいいのでは」
と思っています。
どちらの考えも間違っていません。
でも、親御さんが元気なうちに、
「この家をどうしてほしいか」
という想いを少しでも話していれば、
ご家族の迷いはかなり減っていたかもしれません。
たとえば、親御さんが元気なうちに、
「この家は無理に残さなくてもいいよ」
「みんなで話し合って、一番よい形にしてくれたらいいよ」
「もし誰も住まないなら、売ることも考えていいよ」
そんな一言を残していたら、
残されたご家族はどうでしょうか。
「そうか、親はそう考えていたんだな」
と受け止めやすくなります。
話し合いの土台ができます。
逆に、何も聞いていないと、
ご家族はそれぞれの想像で話し合うことになります。
「きっと残したかったはず」
「いや、売ってもよかったはず」
「自分はこう思う」
このように、それぞれの思い込みで話が進むと、
気持ちのすれ違いが起こりやすくなります。
ここで大切なのは、
相続の準備といっても、
最初から難しいことをしなくていいということです。
いきなり全部の財産を細かく整理する必要はありません。
いきなり遺言を作りましょう、という話でもありません。
まずは、
何があるのかをざっくり見えるようにすること。
そして、
家や土地をどうしたいのかを少し考えてみること。
さらに、
ご家族に伝えておきたい想いを少し言葉にすること。
このくらいからで大丈夫です。
たとえば、紙一枚でもいいんです。
「預貯金はこの銀行」
「保険はここに入っている」
「家の書類はこの場所」
「実家については、将来みんなで相談して決めてほしい」
こうしたメモだけでも、
ご家族にとっては大きな助けになります。
完璧でなくていいんです。
大切なのは、
何もない状態から、少し見える状態にしておくことです。
そして、相続の話は、
早く始めるほど、落ち着いて考えることができます。
何かが起きてからだと、
ご家族は悲しみや不安の中で、
手続きや話し合いを進めなければなりません。
でも、元気なうちなら、
ゆっくり話せます。
考え直すこともできます。
専門家に相談する時間もあります。
ご家族で少しずつ共有することもできます。
相続の準備は、
決して縁起でもない話ではありません。
むしろ、
ご家族への思いやりです。
残された人が困らないように。
大切な家や土地で悩みすぎないように。
想いがきちんと伝わるように。
そのための準備なんです。
今日のまとめです。
相続の準備は、
気づいたときが始めどきです。
まだ元気だからこそ、
財産のこと、家のこと、土地のこと、
ご家族に伝えたい想いを、
少しずつ整理しておくことが大切です。
相続は、何かが起きてから慌てて考えるものではなく、
元気なうちから少しずつ整えていくものです。
そして、
その小さな準備が、
将来のご家族の大きな安心につながります。
このチャンネルでは、
これからも相続で困らないためのヒントを、
できるだけやさしく、わかりやすくお届けしていきます。
次回は、
相続でもめるご家庭には、どんな原因があるのか
についてお話しします。
「うちは家族仲がいいから大丈夫」
と思っている方にも、ぜひ聞いていただきたい内容です。
最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
少し早く知っておくだけで、
守れる家族、守れる財産、守れる想いがあります。
相続コンサルタントの、ささきしげよし、
シゲさんでした。
また次回、お会いしましょう。

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こんにちは!
つい先月のこと、実家の土地建物を相続しました。AIフル活用しながら自分で手続をしました。正解なのかわからず、不安でいっぱいでした。
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